職場でインフルエンザが猛威を振るって大勢が欠勤している時でした。
朝、猛烈な寒気で目を覚ますと、突然39度を超える熱がでていました。
ついに自分もインフルエンザか、と思いました。
今通っている職場では38度を超える発熱があった場合必ず病院へ行き、診断結果を伝えることになっていたのと、インフルエンザは薬を飲まないと治らないと聞いていたので、明らかにインフルエンザとわかっていましたが、仕方なく病院へ診察を受けにいきました。
病院へ入るなり熱があるか確認され、まず別室へ隔離されました。
同じような症状の人が多く、小さい子どももいたのでかなり待たされた印象です。
検査は綿棒のようなものを鼻の奥にぐいっと差し込まれただけで痛かったけど一瞬で終わりました。
そのあと再び隔離され、20分くらいで結果がでました。
次々やってくるインフルエンザと思われる症状の患者が、流れ作業のように同じ検査、診断を受けて処方箋をもらって帰るのを見て、医者は大変だなと思いました。
熱の割にあまり辛くはありませんでしたが、薬を受けとる時間も含めて待たされる時間が長かったので、家に帰るとさすがにぐったりでした。
二度とインフルエンザで病院へは行きたくないと思いました。
最初の症状は風邪のようなのどの痛みだけだったので、風邪だと思っていたのですが、その翌日くらいからだんだんと体の関節が痛み全身がだるくなってきました。
しかし私はインフルエンザに罹った経験がなかったのでこの時点ではやはり「ちょっと重い風邪だろう」と思っていました。
そしてしばらくして熱っぽいなと思い体温を測ったらなんと40.0℃でした。これはまずいなと思いようやく病院を受診しました。
普段から軽い風邪でも受診していれば、もう少し早く受診できたのだろうと思います。
受診しようと思った時にはかなり体がだるかったので、一番最寄りの病院へ行きました。
病院側としても受診を拒否するわけにはいきませんから受け入れてくれましたが、もしインフルエンザだったら併設している施設に入所している高齢者の方たちにうつしてしまう可能性がありますから、ちょっと迷惑そうでしたね(笑)。
検査は鼻の奥の粘膜にめん棒のようなものを入れて組織を採取し、試験薬で反応を見るというものです。これが本当に痛くて・・・。動いてはダメだと分かっているのですが、自然と頭が後ろに下がってしまうんですよね。無事に採取が終わって検査結果はインフルエンザA型の陽性でした。そしてインフルエンザ用の薬を処方されて帰宅しました。
誰でも受け入れている病院なのだから老人ホームに併設しているその病院を受診する権利はあるのかもしれませんが、お医者さんや入所者さんの不安を思うと、インフルエンザの疑いがある時はこういう病院はできれば避けたほうがいいのかな・・・と思いました。