数年前からある時期に決まって、風邪のような症状が出ることがあり、鼻水が少しとくしゃみが少しでる程度の症状でした。
熱も出ないから仕事や日常生活に問題もないと判断し、そのまま放置して過ごしていましたが、3年ほど経っていくと、鼻づまりで呼吸が苦しく、鼻水やくしゃみが文字通り止まらなく、日常生活に支障を来すようなレベルに達してきたので、病院が近所に新しくできたこともあり、耳鼻咽喉科へ受診することにしました。
普通に診察した段階では分からなかったので、先生のお話では「この時期に鼻水やくしゃみが出るということは、花粉の疑いがありますので検査しましょう」との勧めでアレルギー検査をすることに。皮下注射でしたので、それなりに痛かったのですが、一度の注射で約20種類以上のアレルギー検査ができた事には驚きでした。
検査の結果、スギ花粉、ヒノキ花粉、ハウスダスト等が当てはまり、その中でもずば抜けてグラフの線が数値不可能な程多かったのがスギ花粉でした。
鼻水の他に、今まで何も問題なく着れていたニット系のセーターも花粉の季節になると花粉が肌に付着することで痒みが出ていたので、鼻水のお薬と共に肌の痒み止めのお薬も同時に処方してもらい、それを服用・塗ることでピタリと治りました。
元々鼻水はよく出るタイプだと思っていました。しかしその鼻水というのは、透明でサラサラしたものでした。そのためアレルギー性かな?と思って、重要視せず、受診していなかったのです。
しかし風邪を引いたことがきっかけで、鼻水が黄色に変化したのですね。これも風邪を引いたときによくあること。それは体内にウィルスなどが侵入して、その死骸が鼻水でもあるので仕方がない反応であると思っていたのです。
しかしその鼻水が1ヶ月経っても改善しません。そこで受診を決意しました。
何かに通おうか迷って、はじめはかかりつけである内科の医師の診察を受けました
。そこでは、風邪から来るものだろうということで、飲み薬を処方されました。それは痰や鼻水を柔らかくして喀出しやすくする薬でした。しかし鼻水は少し増えたものの、なかなか色は改善しません。
そこで私は耳鼻科を受診することにしました。耳鼻科に行くと副鼻腔炎の診断を受けました。そして飲み薬の追加をされたのですね。副鼻腔炎なので、抗生物質も処方されました。それを2週間継続して再受診。更に追加処方されて、約1ヶ月飲んだでしょうか
。そこでやっと鼻水の粘調度が改善し、出しやすくなったと感じました。そしてそれと共に色もだんだんと改善していったのですね。やはり耳鼻科を受診して良かったと思いました。