もともと喉が弱く、風邪をひくときはだいたい喉からでした。
そして治りかけの頃に咳がでるという感じでした。
その為、風邪をひいたときは耳鼻科で治療する事がほとんどでした。
ある時いつものように風邪をひいたので耳鼻科に行くと、最初は喉がやはり赤いので喉からの風邪だろうという事で、薬をもらい治療をしてもらったのです。
案の定いつものように治りかけの頃に咳が出始め、これも「いつもの事か」と耳鼻科で治療してもらい、薬を飲んでいたのですが、治らず、咳がひどくなるいっぽうだったので、呼吸器内科にかかる事になりました。
耳鼻科にいくら通っても喉が赤いので、それからくる咳でしょうと言われ、それを信じて治療していたのですが、夜も眠れないほどの咳、胸が痛くなるほどの激しい咳、仕事の電話中でも急に止まらない咳が続き、咳で体力を奪われるのはもちろんですが、精神的にも参ってしまいました。
そこで呼吸器内科に行った時にまず、先生に「しんどかったでしょう」と言って頂けたときは、「この苦しみから解放される!咳を止めてもらえる!」と安心したのを覚えています。
そしてレントゲンや肺活量の検査をし、気管支炎と診断され、抗生物質などの薬を処方して頂きました。
咳でネット検索をしては怖い病気をみて、「怖い病気だったらどうしよう」と悩んでいたので、詳しい検査をして頂き本当に安心しました。
就寝中もひどい咳で寝不足が続いていたある日、朝のバタバタの中、駆け足で駅のホームに着いた瞬間に咳が止まらず呼吸ができなくなったため急遽会社を遅刻して病院にかかりました。
身内が咳が止まらず「結核」の疑いで入院した過去があることと(このときは肺炎)、当時乳児がいたため、感染する病気であるとまずいと思い病院へ行こうと思った矢先での咳が止まらず呼吸困難のような症状に驚き、とるものもとりあえず病院へ駆け込みました。
診察結果は寒暖差によって血圧が上昇しただけで、高血圧ではありませんでした。
そして、検査は血圧測定や普段の食生活などの問診が行われ、最初は緊張しましたが、よく知っている看護師が血圧測定してくれたから安心して検査を受けることができました。
とりあえず呼吸が苦しかったので呼吸器科で診てもらいました。
様々な検査を受けた結果、レントゲンにも影はないので肺炎、結核の線はなしとのことで安心しました。
当時、花粉症と後鼻漏での鼻水が喉に流れその刺激で咳が誘発されていたようで、呼吸器科の先生には「このまま咳がとまらないと喘息に移行するので、咳をださないように。」と指導をうけました。
しかし出る咳を止めるのは難しいので鎮咳薬(メジコン)を処方してもらいました。
呼吸器科には高齢の患者さんが多いためスタッフの方の対応も柔らかく、先生は厳しい感じでしたが時間をかけて丁寧に診察をしていただきました。
あわせてアレルギーの薬も処方していただき、私には鎮咳薬(メジコン)がよく効いたので薬が効いている間は咳が止みその後身体は随分楽になりました。